2026年01月01日

新年のご挨拶

謹んで新春のご祝詞を申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。皆様の輝かしい新年を心よりお慶び申し上げます。

昨年、日本経済はデフレからの脱却を決定づける大きな転換点を迎えました。中でも特筆すべきは、年の瀬に実施された日本銀行による政策金利の引き上げであります。およそ30年ぶりとなる水準への引き上げは、賃金と物価の好循環が強まっており、その結果として我が国の金融政策が正常化したことを強く印象付けました。

2026年については、世界経済が緩やかな成長を続けるという見通しが強い一方で、日本経済は「短期金利1%、長期金利2%」という金利環境でスタートし、不動産業界にとっても、金利コスト増への適応力が企業の命運を分ける時代となりました。このような変動期においては、変化の兆候を捉える機敏さと柔軟な対応力こそが、成長の生命線となります。

そうした中、当社グループは前中期経営計画の目標を達成した勢いをそのままに、昨年4月に現中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を始動いたしました。現中計初年度の今期の上半期は、連結売上高・経常利益ともに前年同期を大きく上回り、幸先の良いスタートを切ることができました。これは、不動産再生、不動産サービス、そしてホテル・観光事業のすべてのセグメントが、市場の機会を的確に捉えて大きく成長した結果であります。

本年は現中計の2年目を迎えます。人口減少が加速する中、建築コストの高止まりや金利上昇は継続的に対処すべき課題ですが、これらは当社グループにとって「生産性向上」と「高付加価値の創出」のチャンスと捉えております。引き続き私たちは、生成AIの進化や脱炭素といった社会の潮流を捉え、「事業活動を通じて、人類社会の進化発展に貢献する」という経営理念を実践してまいります。

東京都心オフィス市場においては、新築ビルの供給が続く一方で、企業のニーズは大きく変化しています。人財の獲得競争が激化する中、オフィスには単なる「空間」ではなく、社員の健康や働きやすさを支え、企業文化を育む機能性とデザイン性を併せ持つ「戦略的な場」としての価値がいっそう強く求められています。

当社グループは、創業以来、大切にしてきた「お客様視点のものづくり」に基づき、既存ビルの再生により唯一無二の付加価値を提供するとともに、建物の経済価値が長期に持続する新築オフィスビル供給にも積極的に取り組み、都市空間の新たな価値創造を推進します。同時に不動産サービス事業を拡大し、お客様との長期的な関係性を深めることで、持続的な成長基盤を確立してまいります。またホテル・観光事業においても、地域文化と融合した深い感動体験を通じて、すべてのお客様に「心温かいサービス」を提供し、競争力を一層強化してまいります。

現中計の実現と成長を支える最大のエンジンは「人財」です。当社グループの社是である「利他」の価値観を共有する社員一人ひとりが、この目まぐるしい環境変化を乗り越えて未来価値を創造し続けます。本年も、現場の誰もが輝けるような人財投資をさらに加速させ、この共通の価値観のもと、組織力を高め合う風土をさらに強化させてまいります。私たちは、「長期ビジョン2035」で掲げた未来価値創造に挑み続ける企業グループとして、現中期経営計画の2年目を力強く踏み出してまいります。

結びに、皆様にとりまして、飛躍とご多幸に満ちた素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


2026年 元旦
サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長 齋藤 清一

サンフロンティア不動産株式会社 Sun Frontier Fudousan Co., Ltd.

東証プライム|8934

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