株主・投資家情報

株主の皆様へ ~2019年3月期 第3四半期を終えて~

 国内外の株主の皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 平成31年3月期第3四半期の業績は、売上高45,196百万円(前年同期比35.0%増)、営業利益12,162百万円(同62.0%増)、経常利益11,746百万円(同63.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,963百万円(同62.3%増)となりました。おかげさまで業績は順調に伸長し、第3四半期業績は売上高・利益ともに過去最高を更新させていただくことができました。厚く御礼申し上げます。

 この好業績の一番の要因としましては、リプランニング事業の利益率の向上が挙げられます。通常、マーケットが高止まりすると利益率は下がってきますが、当社リプランニング事業は東京都心に特化し、現場発動の変化への柔軟な対応や、変化をチャンスに変えていく革新力が社内の力として備わってきたことにより、事業期間(当社保有期間)一年未満という中で、利益率が堅実に上昇しております。

 当社では4年ほど前からIT化、デジタル化といった、時流に沿った快適性、生産性が追求される働きやすいオフィス、コミュニティ型オフィスが求められていると分析し、この時代の流れをチャンスと捉え、柔軟に変化し取り組んでまいりました。また、海外視察や最新オフィスの研究等に取り組み、先を見据えて手を打ってきたことが功を奏していると感じております。

 一方、オフィス市場に目を向けると、同じ地域にあっても坪あたりの賃料が、大型オフィスは40,000円であるのに対し、中小型オフィスは12,000円という事例があります。当社のリプランニング事業は、このような中小型オフィスの賃料が大型オフィスの3割程度の水準であるということに対し、「おかしい」と思う視点も事業の発火点となります。中小型オフィスだからこそ施せる設備更新は、多くの承認に時間を要することなく短期間で実施することができ、更には斬新なデザインを企画することも可能になります。加えて当社は、中小型オフィスにおいて、大型オフィスの強みとされる、「高級感」や「機能性」「快適性」を兼ね備えたオフィス作りを目指してまいりました。

 併せて管理運営面も「スピード対応は最高のサービス」という信念のもと、テナント様の満足を追求する対応力を現場で創ることを大切にしてまいりました。これらは、テナント様のご満足を通して賃料として返ってまいります。また、社内各部署を超えた相互連携で様々なアイデアを出し合い、検討を重ねることで付加価値を連鎖的に作り上げることに繋がりました。つまり「内製化された都心中小型オフィスビル再生力」を当社の強みとして、当社独自の事業モデルが確立されてきたのだと実感しております。

 このように、都心において高い品質のビルをご提供させていただく当社の事業は、国内外の資産家や富裕層の皆様からご好評をいただいていると考えております。

 オフィスビル市場は、日本経済の好調さに後押しされ、堅調に推移しておりますが、融資姿勢の厳格化等不動産業界を取り巻く環境には変化の兆しが現れはじめております。

 当社ではその備えとして、次の3つを掲げております。

 以上に取り組んでまいります。

 このような環境下で、市場の下降局面が訪れたとしても、当社はいち早く変化してまいります。
 大きな痛手をうけたリーマンショックの経験は、私自身の財産となっております。決して無理をしないということがこのような局面では大事であると心得ておりますし、細心のビビリをもって経営することがいかに大切かということが身にしみております。

 今般業績の進捗率が大変高くなっておりますが、短期的に企業価値を上げるのではなく、5年先を見据えた中期経営計画をしっかり達成すること、市況の変化を織り込み、長期的、安定的に成長することが、企業価値を大きくしていくことに繋がると考えております。

 なお、当第3四半期業績の進捗率は、平成30年5月8日に公表させていただきました業績予想に対し、売上高77.9%、営業利益98.9%、経常利益99.5%、当期純利益97.1%となっておりますが、発表日現在におきましては不動産売買取引の特性上、不確定要素もありますため、平成30年5月8日発表の予想値を据え置かせていただいております。
 現在も事業は堅調に推移しておりますので、今後業績予想に変更が生じ新たな業績予想が算定された際は直ちにお知らせいたします。
 今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年(H.31)2月6日
サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長
堀口 智顕



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